2013.01.04

【判断力研修 】

Vol.6 経験を積むほどに陥りがちな罠に早い段階で気づき、適切な判断・意思決定のスキルを持ったハイパフォーマーへの一歩を踏み出す!

研修設計にあたって

日々の業務において、大小かかわらず、判断力が求められる場面は非常に多いと思われます。実際の現場では、判断とは何か、どのような手順をふむのかを知らずに対処しているケースがほとんどだと思います。
どんなに小さい判断であっても、その材料となる情報はかならず付随します。しかし、その情報の精度を吟味する習慣を持たなければ、間違った情報に基づいて判断を繰り返すことになってしまいます。キャリアや職種によっても異なりますが、かなり経験を積んだ方ほど、「いつものやり方」や「過去の成功体験(前例)」を無条件に肯定し、深く考えずに遵守し、無意識のうちに判断ミスの罠にはまってしまうことがあります。それが結果的に、部下や後輩、同僚のやり方を軽視してしまうこととなり、モチベーションの低下や、チーム生産性の低下を招くことにもなりかねません。特別な判断ではなく、日常的に何度も行われる判断の一つひとつについて、このような罠が仕掛けられていることに気付くことだけでも、今後の仕事のしかたに大きな影響を与え、より妥当な意思決定ができるようになります。
このプログラムで学ぶ判断力スキルは、資質やセンスの問題ではなく、純粋に練習や実践した分だけ必ず上達します。研修の中でも、演習やケーススタディを多く取り入れ、より実践的に学べるよう工夫されており、自分たちで答えを見出す余地を大きくとっているプログラム構成です。


研修のねらい

1. 適切な業務遂行のため、より客観的・具体的な情報伝達スキルを獲得する(判断材料を集める)
2. 自ら判断基準の指標を設定し、職場メンバーと共有するスキルを獲得する(判断基準の設定)
3. 経験から構成される思考のクセの弊害を取り除き、常によりよい方法・手段を選択できる柔軟性を獲得する(不要なこだわりを捨てる)

参加者の声 -VOICE-

  • ・初めて、「今まで主張していたこと」を反対意見にシフトするという体験をしました。 自分の信条として、一貫性のない言動はNOしかないと思って生きてきた中では衝撃的でした。 逆の立場を考えることの大切さがわかりました。
  • ・適切な判断を行うために、冷静に判断材料に基づいて行っているか、そして一つひとつの判断基準・目的が、一番初めの本来の目的からずれていないかを再確認することが重要であり、判断基準も「願望か必要か」を適切に把握して行動したい。
  • ・問題の解決をする時、間違った判断をするとプロセスを間違え、尻拭い等が上手くなってしまう事に気づいた。 物事の判断をする時に、本来の目的を一度考え直し、判断基準の確認を実践したい。
  • ・判断に関しては比較的できていると思っていたが、より探ることで精度を上げることができるのではないかと感じた。 お客様の本当の目的の聞き出しや確認を行い、本題からそれていないかアドバイス・ミスの減少へつなげていきたい。 自分自身も目的が逸れていないか、また大きく見るよう心がけていこうと思う。
  • ・通常は、判断する場面が多数存在しており、その時に「パッ」と判断していることが多かったので、 立ちどまり、状態把握-目的の判断-視点を置きかえた行動を試みつつ、決定をするプロセスを用いてみたいと思います。

プログラムの流れ

【STEP1】判断はどのように生み出されるか

・これまで判断や意思決定の成功例と失敗例をメンバー同士共有します。また、どんな時の判断や意思決定をうまくできるようになりたいか、本研修テーマへの動機付けや目的を言語化し、関心を高めるプロセスを大切にします。
・いくつかの意思決定場面を用意したシミュレーションゲームを行い、判断や意思決定がどのように行われているのかを分析します。
・判断の材料となる「情報」、判断の基準となる「目的(必要性)」、最終的な判断を行うときの「視野」の3つの組み合わせとプロセスを構造化し、この後の講義の流れを示します。

【STEP2】あるべきコミュニケーション ~組織的な業務の本質~

・仕事とはリアルな「伝言ゲーム」ともいえます。ですので、いかに相手の期待を正確に聞き出し、正確に伝えることができるかがポイントとなります。相手が望む商品やサービス、行動などが、自分の中で「映像化できる(=他者に対して再 現・再表示できる)」レベルで理解することが大切です。そこで、まずは会話の中で「客観性」「具体性」のある情報を引き出し、適切な判断材料を集めるためのコツをつかみます。

【STEP3】持つべき視点

・童話の一説を引用して、判断ミスの探索とその原因の検討を行います。その後講義を通じて、私たちの頭の中で生じる「目的のすり替え」や「目的の喪失」に関わる現象、「必要」と「のぞみ」を混同し、複数の要素を混乱させたまま判断しようとするメカニズムなどを共有します。判断や意思決定が苦手だったり、すっきりと行えない人の多くが、「判断や意思決定を行っている」ということを伝えます。
・複数の要素が生じた場合の判断を容易にするためのアプローチとして、小さなロジックツリーを日常的に活用して、
分解・切り分けを行う方法を学びます。

【STEP4】捨てるべき価値観と習性 ~こころの受信機を弱めるしくみ~

・ 「これしかない」という視野狭窄に陥ったり、「そうしたらどうなる?」という先々を考えない近視眼的な心理状態に陥ってしまうことが、判断の妥当性を損なう原因の一つとなります。したがって、「まったく逆の方法を考える」「それをやることによって、何を得られるか」「それをやらないとどうなるか」を考えることが、自らが下そうとしている判断の妥当性を検証するアプローチとして不可欠となります。こうした「検証」を予め行うことの必要性をケースと講義を通じて伝えます。
・総合演習として、判断・意思決定の例題をつくり、判断を下す練習をします。

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